APIリファレンス

APIの試し方

本APIリファレンスには、試用機能([Try it out]ボタン)が実装されています。画面上で簡単にリクエストを実行し、実際のレスポンスを確認することができます。

ここではManagement API ユーザ管理[/me:get]でマイユーザ情報を取得する場合を例に、試用機能の使い方を以下の3ステップで説明します。

ステップ1:認可コードの取得

まずはアクセストークンの取得に必要な認可コードを取得します。

1OAuth2 API」ページにアクセスし、[Authorize]ボタンを押します。

 ※OAuth2 API[/authorize:get]の試用機能では、認可コードを取得することができません。

図:OAuth2 APIページ画面

2 Available authorizations画面で認可コードの取得に必要な情報を設定し、[Authorize]ボタンを押します。

設定内容の詳細については、OAuth2 API[/authorize:get]を参照してください。以降は、下記の項目を設定した場合を例に説明します。

  • client_id:アプリケーション開発申請時に発行されたクライアントIDを入力
  • redirect_uri:アプリケーション開発申請時に申請した認可時リダイレクトURI(authorize)を指定
    ※ここでは、例として「https://localhost:8080/」を指定しています。
  • scope:「management」、「archive」、「device」すべての権限を設定

 ※「code_challenge_method」を設定する場合は、「plain」/「S256」のどちらか一方にチェックを付けます。両方とも設定すると、エラーになります。

図:OAuth2 API:Available authorizations画面

IoTアクセス制御エンジンのログイン画面が表示されます。

3 IoTアクセス制御エンジンにログインします。

  • 初めてログインする場合

    [登録はこちら]を押し、表示されたアカウント登録画面で[Googleアカウントで登録]、[dアカウントで登録]、[Facebookアカウントで登録]、[LINEアカウントで登録]のいずれかを押すとアカウントが作成されます。

    図:ログイン画面

    ログイン画面に戻り、「登録済みのアカウントでログインする場合」の操作を行ってください。

  • 登録済みのアカウントでログインする場合

    [Googleアカウントでログイン]、[dアカウントでログイン]、[Facebookアカウントでログイン]、[LINEアカウントでログイン]のいずれかを押します。各アカウントのログイン画面が表示されたときは、画面の指示に従ってください。

    図:ログイン画面

IoTアクセス制御エンジンへのログインが完了すると、指定したサイトのURLへリダイレクトされます。リダイレクトされたサイトのURLから、認可コード("code")を取得します。取得した認可コードは、メモ帳などのテキストエディタにコピー&ペーストしておくと便利です。

https://localhost:8080/?code=XXXX#

XXXX:リダイレクト時に付与された認可コードです。最後尾の'#'(ターミネータ)は除外してください。

図:リダイレクトサイト画面

 ※上記のような画面が表示される場合でも、認可コードは発行されます。

ステップ2:アクセストークンの取得

取得した認可コードを使用してアクセストークンを取得します。

1OAuth2 API」ページで、[【POST】/token アクセストークン取得リクエスト]を押します。

選択したAPIおよび、パラメーター(PARAMETERSエリア)、レスポンス(Responsesエリア)の説明が表示されます。

2 [Try it out]ボタンを押します。

図:OAuth2 API「/token:post」:表示画面

3 各パラメーターの説明に従って、以下の項目を設定します。

  • grant_type:"authorization_code"を入力
  • code:ステップ1で取得した認可コードを入力 最後尾の'#'(ターミネータ)は除外してください。
  • redirect_uri:ステップ1で指定したリダイレクト先サイトのURLを入力

 ※「* required」の項目は、入力必須です。

4 [Execute]ボタンを押します。

図:OAuth2 API「/token:post」:Try it out画面
  • cURL:実行されたコマンド
  • Request URL:リクエストの送信先URL
  • Server response:コマンドの実行結果

Server responseからアクセストークン("accsess_token")を取得します。取得したアクセストークンは、メモ帳などのテキストエディタにコピー&ペーストしておくと便利です。

図:OAuth2 API「/token:post」:実行結果画面

ステップ3:APIの実行

取得したアクセストークンを使用して、マイユーザ情報を取得します。

1Management API ユーザ管理」ページで、[【GET】/me マイユーザ情報の取得]を押します。

2 [Try it out]ボタンを押します。

図:Management API ユーザ管理「/me:get」:表示画面

3 「Authorization」に、「Bearer」+「半角スペース」+「ステップ2で取得したアクセストークン」を入力します。

4 [Execute]ボタンを押します。

図:Management API ユーザ管理「/me:get」:Try it out画面

Server responseからマイユーザ情報("userId", "userName")を取得できます。

図:Management API ユーザ管理「/me:get」:実行結果画面